天津フェリーがサービス中止

　神戸/天津航路の貨客フェリー”燕京号”（9,960総トン、乗客定員４４２人、コンテナ161TEU積み）
の運航が神戸7月3日発/天津６日着の２２６５便で休止した。再開のめどはなく、事実上サービス
中止を余儀なくされた。”燕京号”は１９９０年３月、神戸港と天津港の友好港都市記念プロジェクト
事業として神戸/天津航路で定曜・定時のウイークリーサービスを開始して以来、２２年にわたる
歴史に幕を下ろした。当初は日本側投資会社の「日中貨客船」と中国側投資会社の「天津船務
連合開発公司」が折半出資で神戸市に設立したチャイナエクスプレスライン（CEL）が”燕京号”
を運航していたが、現在は天津客貨船有限公司が運航し、CELが日本総代理店として機能していた。
以前から採算悪化に悩まされ、中国側に運航が移ったあと、昨年６月下旬から山東省の石島港
に追加寄港し、山東省方面から神戸への旅客誘致を進めていたが、最近の燃料価格高騰や旅客、
貨物の減少で採算が一段と悪化、実質的にサービス中止に追い込まれた。

2013年度　中国現地祝祭日
　決定次第、発表いたします。

大連→日本スケジュール２０１3年3月　を更新しました。

青島→日本スケジュール２０１3年3月　を更新しました。

新港→日本スケジュール２０１3年3月　を更新しました。

上海→日本スケジュール２０１3年3月　を更新しました。